地域の特性
須高(すこう)の呼び名

「須高」とは、須坂市と上高井郡(小布施町・高山村)のエリアを総称する名称です。
須坂市(すざかし)の「須」と上高井郡(かみたかいぐん)の「高」を合わせて「須高(すこう)」と名付けられました。
地勢

須高地域は、長野県の北部を南北に流れる日本一の大河千曲川(信濃川)の東岸に広がる豊かな土地です。日本百名山のひとつ四阿山を源流とする鮎川や、百々川、松川などによって形成された扇状地と千曲川によって造られた沖積地によって構成されています。
全体的に西に向かってなだらかな傾斜を持ちながら広がる複数の扇状地は適度に水はけがよく、千曲川が上流から運んできた肥沃な土壌との絶妙なバランスが農作物の栽培に最適な環境となり、この土地は全国でも有数のおいしい果物の産地として名を馳せるようになりました。
さらに、比較的降水量が少なく、昼と夜の温度差が大きい北信濃特有の気候も、おいしい農産物が育つための絶好の条件となっています。
歴史と文化

須坂から北にのびる谷街道と信濃川の水運がクロスする小布施は交通の要所として江戸時代に栄え、高井鴻山らによって独特の華やかな文化が花開きました。小林一茶や葛飾北斎なども度々この地を訪ね、彼らの残した作品が今でも私たちを魅了しています。
一方須坂は明治以降製糸業を中心とする一大産業都市として繁栄し、早くから鉄道が開通するなど北信濃の中核都市として位置付けられてきました。
一時は日本を支えるほどの巨大産業として成長した製糸産業はその後、相場の乱高下と化学繊維の普及により急速に縮小することになるのですが、それによって須高地区の斜面に広がっていた広大な桑畑が一気に果樹園に変わり、この時に果物王国須高の基礎がつくられたとも言えるのです。
観光
北斎と栗と花の町として知られた小布施町は、今や全国に知られた人気の散策エリアで、何度も訪れるファンが少なくありません。そして須坂はかつて養蚕と味噌作りで栄えた町並みが、独特のしっとりとした雰囲気をかもし出しており、「蔵の街」と呼ばれています。信州高山温泉郷は、山田温泉をはじめとする中小の温泉地が松川沿いに点々と並び、そのひなびた雰囲気と最高の泉質、さらに松川渓谷の大自然が魅力で特に紅葉の時期には北信濃観光の拠点として多くの観光客が訪れています。
おもな観光エリア・スポット
・ 蔵の町須坂
・ 豪商の館−田中本家博物館(須坂市)
・ 米子大瀑布(須坂市)
・ 五味池破風高原自然公園(須坂市)
・ 峰の原高原(須坂市)
・ 信州高山温泉郷(高山村)
・ 松川渓谷(高山村)
・ 山田牧場(高山村)
・ 北斎と栗と花の町 小布施
・ 北斎館(小布施町)
・ 高井鴻山記念館(小布施町)
・ 岩松院(小布施町)







